漁師さんが魚の状況を見張るために使っていた大敷小屋。海を見ながらのハイキングコースがあります。
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島勝漁港、島勝の町を散策したあと、いよいよ山道へと入ります。 振り返ると漁港の町をながめることができます。 |
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しばらく登りが続きますが、その後は平坦で歩きやすい道になります。 トトロの世界に入り込んだかのようなウバメガシの木トンネルをくぐりぬけると真っ青な海! |
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登り口から30~40分ほどで、半島先端の大敷き小屋に到着です。 大敷き小屋とは、昔漁師さんが島勝にはいってくる魚の状況を見張るために使われていた小屋です。 |
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定置網漁の一種である大敷き網でブリなど大物の魚を獲るため、大量に入ると網が破れてしまいます。そのため、この見晴らしのよい大敷き小屋で海の様子を双眼鏡を使って、みはっていたそうです。大物魚の群れをみつけるとメガホンのようなものを使って船や磯にいる人々に知らせたそうです。 そんな見晴らしのよい大敷き小屋からの眺めは絶景! 海山の海岸線~紀伊長島、そして遠くは志摩半島まで眺めることができるビュースポットです。 |
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大敷き網漁 |
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大敷き小屋近くにはボタン桜の木があります。 この桜も漁師さん達とともに魚を見続けてきたんでしょうね…。 誰が名付けたか『魚見桜』とよばれています。 ソメイヨシノよりだいたい10日ほど遅れて咲くので、見頃は4月半ば頃でしょうね。 |
三重県北牟婁郡紀北町島勝浦